歯が持っている本来の力は、成人男性で60kg、女性で40kgと言われています。
現代人は昔と比べると、噛む力が3割程度弱くなっているそうです。
確かにあごが細く、小顔の若者が増えてきました。
年配の方は顔の輪郭ががっしりしている人が多く、えらも張っていて
頑丈そうなあごをしていますよね。
昔の人は、玄米や繊維質の野菜をよく食べていたからあごが丈夫なんです。
噛む力が低下している原因は、第一に食生活の変化にあります。
スパゲティー、ハンバーグ、サンドイッチ、ラーメンなど
子どもたちが好んで食べるものは柔らかいものばかり。
大人たちも、時間がないからと言ってインスタント食品ばかり食べたり、
日本食よりも洋食を好んで食べる傾向にあります。
かむ回数が減るので、当然あごの筋肉も発達しませんね〜
ちなみに必要な力は、「ハンバーグ」で2kg、「ラーメン」では1kg。
和食の「いわしの丸干し」は20kg、「きんぴらごぼう」は10kg。
洋食よりも和食のほうが、あごを良く使うんですね。
かむ回数が減ると、唾液の分泌量も減ってしまいます。
あまり知られてないかもしれませんが、唾液には以下のような効果があるんですよ!!
・食べカスを洗い流す洗浄効果
・口内のPH(ペーハー)を一定に保ち、細菌の繁殖を抑えるPH緩衝作用
・歯の表面に皮膜を作り、むし歯を防ぐ保護作用
・抗菌作用
・血液凝固作用
赤ちゃんがたくさんよだれを出すのは、唾液によって口の中を保護しているからだそうです。
体の機能が十分ではない赤ちゃんの、防御作用がよだれなんですね。
唾液には、細菌の増殖を抑える殺菌作用もありますから。
足をすりむいた時に、つばをつけたことはありませんか?
あれは唾液の殺菌作用、血液凝固作用を利用しているんですね〜
おばあちゃんに「つばをつけておけば治る」とよく言われましたが、生活の知恵の一つでしょう。
具を大きくしたり、繊維質の野菜を採るように心掛けて、
噛む回数を増やすような習慣をつけましょう。
あなたの歯を健康に保ちむし歯を作らないためにも、たくさん噛みましょう!!
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