食べ物は噛めば噛むほど、口の中に唾液が出てきます。
唾液は歯の最石灰化を助け、同時に消化吸収をうながします。
早食いの人は、口に食べ物を入れたと思ったら数回噛んで飲み込んでしまう。
知り合いに、「ご飯は喉ごしで味わう」なんて言いながら食べている人がいますが
同じ量の食事も5分くらいで食べ終わってしまいます。
食べ始めてから15〜20分たたないと血糖値がピークに達しないため、
満腹感が得られないまま食べ終わるわけです。
なんとなく満足感が得られないので、食後にパンを食べたりしています。
体もどこか肥満気味です。
唾液には以下のような効果があります。
・食べカスを洗い流す洗浄効果
・口内のPH(ペーハー)を一定に保ち、細菌の繁殖を抑えるPH緩衝作用
・歯の表面に皮膜を作り、むし歯を防ぐ保護作用
・抗菌作用
早食いの人は、このような効果が得られないまま食事を終えてしまいます。
食後に歯を磨けばいいのですが、磨かなければ細菌もどんどん繁殖し
むし歯や口臭の原因になるわけです。
早食いは、何ひとつ良いことがありません。
健康を維持するには、食べ物をよく噛み、食材の味をよく味わうことが大切です。
・脳の血行が良くなる
・成人病の予防
・顔の筋肉がしまり、美しい表情になる
・肩こり、腰痛予防
・肥満防止
・ボケ防止
「咀嚼システム」については、様々な研究が行われています。
幼児、子供を対象に行われる運動能力、学習能力に関する調査では、
よく噛む子はよく噛まない子に比べて、能力が高い傾向にあります。
食べ物が口に入り、咀嚼して体内に取り込まれるプロセスは複雑多岐にわたります。
当たり前のように続けてきた噛むという動作は、体全体の機能に
重要な役割を果たしているんですね。
流動食ばかり食べていたら、元気も出ないし、十分な筋力もつきません。
噛むという動作は、健康を維持するためには欠かせません。
早食いがちなあなた。今日から意識して噛む習慣をつけてくださいね!
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